2010年03月22日

【スタッフ紹介】牛頭 進さん−2

■ 理事・事務局長  牛頭 進

【スタッフ紹介】牛頭 進さん 続き

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5、TVFの魅力はどんなところですか?
各地から送っていただいた作品を拝見していると、その地域にしかない出来事や日常の生活など、その人当事者にしか感じられない喜びや悲しみ、怒りなどが驚くほどたくさんあることがわかります。
そこには新しい発見があったり、制作者の思いに共通点を感じ、時には笑ったり、悲しくなったり、思いを感じたり、考えさせられたり…。そして作品審査の過程で、一緒に見た仲間や、制作者、先生方とお話しすることで、モノの捉え方が広がったり、まさにTVFは「人生を変えてくれる素晴らしいメディア」と思っています。
僕は自分自身を成長させてくれたTVFに何らかの形で恩返ししたいという気持が引き金になって、この魅力あるTVFの再開ができないものかと考えていました。

6、TVFが「市民がつくるTVF」に移ってどんなことをやろうとしているのですか?
個人目線の市民ビデオによるコミュニケーションの可能性を広げる、というTVFの精神を受け継いで、作品の「発表の場」はもちろんのこと、作品を「観る場」、作品から「学ぶ場」、そしてそれらを通じて志を同じくする人たちの「交流の場」を作っていくことです。
具体的には、年1回のビデオフェステバルを行い、そこから生まれた作品を活用してセミナー、ワークショップ、フォーラムを開催したり、上映会を通じて交流を活発化していきたいと考えています。

7、今までのTVFとの違いはどういうところですか?
非営利のNPO法人が運営するこの活動は、企業がやっていた今までのものとは色々な面で違いが出てきます。
たとえばフェステバルでのスケール(規模)は小さくなるだろうし、発表会もショウアップのないごくシンプルなやり方になるでしょう。進行も運営もNPO関係者やボランティアメンバーで行ういわゆる“手づくり”運営ですのでスムーズに行かない事が多々あろうかと思います。
つまり、志を同じくする市民みんなで、良いことも悪いことも共有して行う事業なわけです。一人一人ができることをやり、みんなでそのプロセスを共有する、という、本当の市民レベルの映像の祭典を目指して行きたいと思っています。

8、最後に、「市民がつくるTVF」に求められることはどんなことですか?
ひとつひとつの実績を作り上げることだと思っています。みんなの意見や提案を汲み取り、本当の市民レベルの映像の祭典を目指していく事です。
それには数々の難題もあり簡単なことではないとも認識しています。やりたいことはいろいろあっても資金や体制が不足してできなかったりで。でも、少しでも今の世の中が、私たちの周辺が幸せに向かっていけるように希望をもって活動できたらと思っています。
そのためにはみなさんのお力が必要となります。一人でも多くサポーターに参加いただき、支えてくれるすべての人たちに報いられるよう努めていけたらと思っています。

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posted by staff at 22:20| Comment(2) | TrackBack(0) | スタッフ紹介
この記事へのコメント
拍 手!
その一言です!
Posted by 吉野和彦 at 2010年03月23日 00:16
≫吉野さん

コメントありがとうございます。

そんなに絶賛いただき、ありがとうございます。牛頭さんもきっとニヤニヤしていることでしょう(笑)
Posted by 三浦@事務局スタッフ at 2010年03月23日 17:23
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