2010年04月04日

「生きた証」を残すということ

こんにちは。事務局スタッフです。

先日、会社の先輩が亡くなりました。この1年ずっと闘病生活を送っていましたが、越えられない山を前に、力尽きました。まだお若く、お子さんもこの4月から新社会人となり、これからが本当に楽しみな矢先の出来事でした。

お別れの会が開かれるということで先日参加をしてきました。音楽が大好きで、弾き語りやライブ活動を精力的に行っていた故人の生前の意向で、会の間中はずっとその先輩の歌声が流れていました。他にも、お子さんのお誕生日パーティーでバースデーソングをギターと共に奏でる場面もあり、愛情あふれるその歌声は、聴いていると切なくもあり、そして元気をもらえる歌声でもありました。

生きている証を形で残すって素敵だなぁ、と思いました。人類が生み出した「形に残す」手段。それは文字として、写真として、音声として、そして映像として。

TVFを通じて触れる作品には、たくさんの人の「生きた証」があるなぁと思いました。それは意図的に残したものもあれば、期せずして「証」となってしまったものもあるように思います。

私も「残したい」と思うものが年々増えてきています。…新しいビデオカメラを買おうかな、と思った日でした。
posted by staff at 20:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 活動日記
この記事へのコメント
 私は作品が完成すると、同じジャンル (山 岳) の趣味の方々に作品を寄贈しています。鑑賞目的の他、作品のバックアップのためでもあります。火事で家を失ったら、命を落とす事になったら、作品が無くなってしまいますから。
 TVFに入賞すれば、TVFが続く限り、作品は保持され生きた証が残されます。その中に、一番大切な映像を入れて置きたい。そんな思いです。

 亡くなられました先輩のお方は、生きた証をしっかり残されました。歌声を聴けば、何時でも、元気な先輩にお会い出来ます。お誕生日での歌声は、子を思う親の心が伝わり、先輩を知らない第三者の心にも響くに違いありません。

「残したい」と思う心こそ、作品制作の原点ではないでしょうか。
Posted by 吉野和彦 at 2010年04月04日 23:35
私も、「明日死んでもかまわない」ように、生きる証を残したいと思います。健康で怠惰な私には、なかなか実行できることではありませんが。
Posted by 佐藤コウショウ at 2010年04月05日 16:50
≫吉野さん

コメントありがとうございます。

吉野さんはご家族をたくさんカメラにおさめていらっしゃいますね!そうやって形を残していくということはとても大切なことですね…。

先輩のバースデーソングはあれから私の頭の中をずーっと占めています。それくらい、素敵な歌声でした。
Posted by 三浦@事務局スタッフ at 2010年04月06日 21:59
≫佐藤コウショウさん

コメントありがとうございます。

お元気でいらっしゃいますか?
私も怠惰な性格なもので、なかなか行動に移せません…(笑) でも、写真を撮る機会がだいぶ増えましたよ!
Posted by 三浦@事務局スタッフ at 2010年04月06日 22:01
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