こんにちは。事務局スタッフです。
昨日よりスタートしました、「市民がつくるTVF2012」の作品募集。そのスタートにあたり、代表理事であり、審査委員でもある小林はくどうさんより、皆さんにメッセージをいただきました。
ご紹介をいたしますので、皆さんそれぞれが思う「今の思い」を、ぜひ作品としてお寄せいただければと思います。
●「市民がつくるTVF2012」 の作品募集にあたって (代表理事 小林はくどう)
TVF(東京ビデオフェスティバル)には、これまでにも、その時々の時代を映しだす貴重な映像が数多く寄せられてきました。例えば1989年ベルリンの壁崩壊が象徴の東西ドイツ融合の映像。国内では1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災。震災後に医師である作者が、地域の人々の復旧・復興への思いや取り組みを懸命に撮り続けた『阪神・淡路大震災 淡路島救急の記録』も貴重な映像のひとつでした。その後も世界中を震え上がらせる苦痛な出来事が、私たちの周囲で起きています。そのたびに私たちは、人間の絆の大切さを再認識させられてきました。そして当映像祭では、市民が撮影した映像を通じて人々の幸せについて熱く語り合ってきました。
3月11日、東日本を襲った災害を体験し、安全社会崩壊の現実を目の当たりにした私たちは、昨日とは違う、夜がうす暗くても不便を感じない、新たな価値観・人生観の歴史が始まるのをさとりました。私たちの価値観が大きく変わろうとするいま・・・
「私」ができることは、何だろう?
「私」を支えているものを大切にしたい。
「私」の気持ちや考えを態度やことばで表現したい。
「私」の中の「あなた」が、「あなた」の中に「私」がいる絆を深めたい。
新しい希望に向かって、みんなが生きている。
“市民がつくるTVF2012”では、あなたのビデオ作品を通して、過去、現在、未来の人間の生き方を、みんなで語りたいと願っています。どんなジャンルでも構いません。あなたの映像のことばを伝えてください。
NPO法人市民がつくるTVF 代表理事 小林はくどう
※作品大募集中!詳しくはこちらまで。
みなさんの「思い」をお待ちしています!
2011年06月11日
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